【ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅】

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(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

監督 デビッド・イェーツ
ハリーポッターシリーズ・ターザンREBORN
脚本 J・Kローリング
公開日 11月23日
公開時間 133分

☆4.0

世界的人気を誇る大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに送りだされるシリーズの第1作。原作者J・K・ローリングが自ら脚本を手がけ、実際に発売もされたホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが繰り広げる大冒険を描く。「ハリー・ポッター」シリーズ5作目から監督を務めてきたデビッド・イェーツがメガホンをとる。

もうJ・Kローリングの頭はどこまで世界が広がっているんだか。ハリーポッターの世界観そのまま見てて幸せな気分になりました。
因みにハリーポッターは5巻まで本を読んで、映画は全て見ておりますが熱烈なファンという程ではありません。
 

ハリーポッターシリーズ新作
テレビやネットで特集や何かを見ていないと意外に知らない方もいると思いますが、今回のJ.K.ローリングが新たに書き記した魔法の物語は、ハリーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した魔法学者のニュート・スキャマンダーが主人公魔法使いよりも動物が好きで、もちろんホグワーツの卒業生。舞台となるのは、ハリーたちの時代の約70年前のアメリカ
何も知らないと続編っぽく感じている人もいるかもしれませんが、実は70年前の世界が舞台で、しかもハリーポッターにも出てきた本の著者という憎い人選。ハリーがいたホグワーツの舞台はイギリス、今回の舞台はアメリカ。しかも魔法学校が舞台ではなく、人間界を中心に進んでいくので、世界観は同じだけど舞台が違う設定が、鮮度を高めてくれる。
ハリーポッターシリーズは最初学園冒険物、と言った明るく楽しい物語でしたが、後半はヴォルデモートが暗躍する闇の世界とシリアスな戦いが繰り広げました。重たい内容が続きましたが、今回はハリーポッター1作目のようなカラっと明るい魔法の世界が繰り広げられてるあたりも楽しい。
ハリーポッターシリーズを見ているとわかる小ネタも沢山(見ていないから置いていかれるような内容のものはないのでご安心を)ハリーポッター事態過去の話が多々でてくるので、そのあたりがリンクしてくるとファンタビ見てからハリーポッター見るとまた違う楽しみ方ができるでしょうね!
何よりもニュート先生ですよ!

エディレッドメイン!
この映画の成功要因はなんといってもニュートスキャマンダー演じるエディレッドメインでしょう!博士と彼女のセオリーで一躍有名になったのでご存知の方も多いと思いますが、最高のキャラでしたね。
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(C)UNIVERSAL PICTURES

純粋にイケメンなのは言うまでもない、どことなく気が抜けているが、人情深い一面があったり、魔法動物に対する愛情や行動力は誰よりも強い。ムツゴロウさんみたいな一面もかわいらしく、誰にでも愛されるキャラクターに仕上がっている。あと走り方がちょっと変。
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もう一人ジェイコブコワルスキー演じるダンフォグラー
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この人のいいおじさんが魔法の世界に引き込まれ、エディレッドメインとのコンビ、やり取りが非常に笑える。魔法を使えない観客の心情を示してくれており、みんなで応援したくなることでしょう。

とにかく愛くるしい魔法動物
タイトルにもなっているように魔法動物達をめぐる物語になっていて、大きいものから小さいもの、大人しいものから凶暴なもの、それを見ているだけでも面白い。しかしニフラーという魔法動物。これはずるい
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かわいすぎか!
逃げた動物達を捕まえる主人公ニュートと動物達のドタバタ劇に微笑んでしまうこと間違いなし。
ただ若干逃げた動物を探すというくだりが多かったから、1箇所だけ削ってもう少し公開時間を短くしても良かったかなとは思いました。それと魔法を使えないマグルに魔法動物は見えているのかどうか、少々わかりにくい部分なんかもありましたね。
IMAX用に撮影されており、3Dでは画面から飛び出して動き回るので、可能であればIMAX3Dをおすすめします!

 

まとめ
懐かしいおなじみの魔法やBGM、同じような世界なのに新鮮、J・Kローリングっぽい気持ちのいい着地に、見終わったあとに拍手したくなりました。
結構絶賛してるっぽいですが、言いたいことはある程度あります。ただこれ以上公開時間延びても嫌なので、目をつぶります。
大人から子供まで、家族からカップル、すべての方が楽しめる作品となっております。是非劇場でご覧下さい。

【ミュージアム】

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(C)巴亮介/講談社 (C)2016映画「ミュージアム」製作委員会

監督 大友 啓史
るろうに剣心
公開日 11月12日
公開時間 132分

☆3.8

過激な描写と緊迫のストーリー展開で人気を博す巴亮介の人気サイコスリラー漫画を、これが初タッグとなる小栗旬主演×大友啓史監督により実写映画化。雨の日だけに起こる猟奇殺人事件を追う刑事の沢村久志。犯行現場に残された謎のメモや、見つけられることを前提としたかのような死体から、カエルのマスクを被った犯人像が浮かび上がる。通称・カエル男と呼ばれるようになった犯人を追い詰めていく沢村だったが、カエル男の仕組んだ残酷な罠にはまり、絶望的な状況に追い込まれてしまう。

るろうに剣心で大友監督かなり好きになったので、観て参りました。まず原作は読んでないので、映画のみ見たレビューです。どうしたってブラピ主演のセブンを思い出しますが、それは置いておきます。
とりあえず見終わったあとは最悪の気分でしたね。後味悪!(それだけ楽しんでいるという意味)小栗君が主演してるから見に行こうなんて何も知らないで、軽い気持ちで見に行くと衝撃受けるんでお気をつけ下さい。

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グロいの苦手ですけど見れますか?
このブログのコンセプトは映画たまに見に行く人視点で記載しているので、ここには触れておきましょう?
※映画好きな人はこの程度免疫あるでしょう。
まず原作自体がかなり過激な内容となっている為、グロいシーンが苦手な人が見れるかどうかというと、そもそもR指定かかっていないので十分配慮はされています。辛いの平気?と聞かれた時に、得意ではないけど食べられるぐらいの感覚とでもいっておきましょう。辛いのがそもそも駄目な人はきついかもしれません。
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しかし見た目は少し赤いぐらいの料理ですが、食べた後胃もたれするような精神的苦痛の方が強いですね。

メンタルブレイク
開始からかなりテンポよくストーリーが進んでいくためダラダラせずに展開していきます。どことなく不穏感漂うカットと、不気味に鳴り響くBGM、それに加えて降り続く重苦しい雨。いつ何が起きてもおかしくないような雰囲気にぐいぐい引きこまれる。
ame
雨だけでこんなにもトーンが重くなるかと感じますよ。
テンポのいい前半に比べ後半は一度失速。ゆったりとした展開なんですが、最悪の事態が脳裏をよぎりっぱなしで、その答えがなかなか出ない。頼むから、頼むからそれだけは勘弁してくれよって心で思ってる状態で、ゆったり進むことがむしろ落ち着かない。上昇し続けるジェットコースターのよう。主人公の小栗さんと同じように精神状態が蝕まれていきます。
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少しマニアックになりますが韓国の映画、オールドボーイを彷彿とさせるような演出、この映画も見終わったあとラストが衝撃過ぎて足がガクブルでした。
扉を開けるシーンはもう心拍数あがりまくり。開けるなって、まじでやめてくれって心臓壊れそうでした。
見終わったあとの気分は最悪。昼に食べたハンバーガーを吐きそうになりながら、ずっと胃がムカムカ、脳裏に焼きついて離れませんでした。なんでそうなったかは見ればわかります。そりゃ気持ち悪くなるよって絶対言われるな。

なんだかんだ面白かったんだけど、もっと振り切って欲しかったです。ここまでやるなら本当に二度と見たくないと思えるぐらい、見ない方がいいよって口コミで広がるぐらい振り切って欲しかったです。現時点で二度と見ないけど。もっと最悪な方向に転がっていけたんじゃないかと思います。クライマックスでべらべらと喋るのも邦画の悪い癖って感じですね。



前腕から三角筋がキレてるカエル男
名作に名悪役あり、悪役に魅力がある物語はやっぱり引き込まれる。今回のカエル男の妻夫木さんの怪演が素晴らしかった!
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「僕は表現者だ、人を楽しませるアーティストだ」
いわゆるシリアルキラーの類、妻夫木さんの印象が随分変わりました!

ただですよ、カエル男がシリアルキラーになってしまった過去設定に深みがない。何故こうなってしまったのか、いまいちピンとこない中途半端な過去の演出。もう少し掘り下げて欲しかったですね。
それと脚本の設定として
・カエル男は特殊メイクの勉強をしていた
・体を鍛えていた
という設定があるようだが、特殊メイクはわかるよ、アーティストなんだから、体を鍛えていたはなんか斬新!見てもらうとわかるんだけど、妻夫木さんの体結構キレてるんですよ!本編見ながらトレーニングしている人のカラダじゃん!って見てすぐわかった。前腕から三角筋までのラインがキレキレ!
普通狂気性ってのは人ならざるモノに近づいた方が絶対怖いでしょ。極度に細かったり頬がこけてたり「どこのジム通っているんですか?」って聞きたくなるぐらい体できあがってて違和感半端ないから!是非注目してもらいたいです。むしろ新鮮だわ。
もちろん小栗さんの熱演、絶望的に追い込まれていく迫真の演技には引き込まれました!脇役の方々も素晴らしくてキャストの方最高です。



まとめ
サイコサスペンスですから、ある程度怖さがないと面白くないんでそこは好みわかれますが楽しめます。お化け屋敷入って全然怖くなかったらつまらないもんね。
大絶賛とまではいきませんでしたが、これだけの豪華キャストの邦画でこのレベルのサスペンスはなかなか見れたものじゃないですから、結末は是非劇場でご覧下さい。

私2日程映画が脳裏から離れませんでした。トラウマ必須で仕事に支障でるわ。
カラッと明るく、すげーくだらないおバカ映画見ないと気分がすぐれん。

【ジャックリーチャー NEVER GO BACK】

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(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

監督 エドワード・ズウィック
ラストサムライ・ブラッドダイヤモンド
公開日 11月11日
公開時間 118分

☆3.6

トム・クルーズ主演でリー・チャイルド原作の小説ジャック・リーチャーシリーズを実写映画化したサスペンスアクション「アウトロー」の続編。元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが……

少々忙しくて久々の映画でした。トムクルーズ主演ジャックリーチャーシリーズの第二弾ですね。期待しないなりに期待して行ったんですが、前作と監督変わってしどうかな?ラストサムライは嫌いではないが・・・


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アウトロー
ご存知の方も多いと思いますが、前作は2012年に公開された映画「アウトロー」の続編なので先にそこに触れます。ずっと思っていたが原題はジャックリーチャーなのに、日本でアウトローって名前・・・これダサくないか?
大人気小説にトムクルーズ主演でハリウッド映画となりゃ、それはど派手なアクションでってなりそうですが、そんなことなく少し地味なサスペンスアクションとなってました。
最初地味だし面白くないと感じたのですが、ジェイソンボーンシリーズのようなシリアス調ではなく、少しコミカルなシーンを交えたトムクルーズ演じるジャックリーチャーというキャラクターが妙にはまり、意外と好きな映画でした。
ただこの笑いの部分、これがすごいシュール、なんなら今のボケ?笑うところ?と気づかないぐらい滑っているような部分も多く、そこがはまらない人にはすごくつまらないと思います。
・ジャックリーチャーというキャラクターのトムクルーズがいい味を出していた。
・地味めではあるがそれがむしろ新鮮
・シュールな世界観の笑い
・気になるところはあるがちゃんとサスペンスしている
予告見る限りアウトロー見なくても問題ないと思って、振り返りブログも書かなかったのですが、案の定見てなくても大丈夫ですのでご安心を!
さぁそして続編はどうだったんだ?と



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ジャックリーチャーという男
陸軍、MPという経歴をもっていて軍の中では伝説的になっている男、軍を辞めて家ももたない流れ者で、自分の好きなように生きている。法に縛られず悪を裁く無法者、というダサかっこいい感じ。
houga
前作アウトローでは他を圧倒しこいつに目をつけられるとやばいなという印象だったのですが、今回は妙に人間味が溢れてしまい、現代の男性像とでもいいましょうか、女や子供に振り回されるような描写が凄みを消してしまっていた。キャラクターの背景がわかって何者かわからない人物も、人間味があって親近感が沸く、ということは決して悪いことではないです、でも今回はそれが邪魔をして強み、凄みが薄れてしまった。更にいうと前作でのパートナーは弁護士だったことに対し、今回は女軍人ですからそこの対比も弱い。無法者と弁護士って真逆の立場にいるから面白かったんですけどね。

この方すぐ人殴ります。
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喋る前に殴ります。
kuruma
こんなに手が早い主人公なかなかいない気がします。尾行に100%気づく、気づくとすぐ殴りに行く。そんなん含めてキャラクターとしてはなんだかんだ好き


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サスペンス要素
前作はそれなりにサスペンスしていたのですが、今回はそこもうまくありませんでしたね。
まず各キャラクターの相関図(悪役)と背景がわかりにくかったり描かれていない。原作小説読んでいませんが、原作をわかっている人が作っている作品というイメージ。マニュアル知っている人はわかってるから説明できた気になっているけど何も知らない人見たら理解できないですからね!そんな印象。
敵と電話しながら急に目の前に現れるとか、演出としては面白いんですけど、何でその場所知ったの?とか突っ込みどころも多く、そこをうまく見せないと、何でもありになってしまうとサスペンスとしては面白くなくなりますよね。
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後半のシーンもおまえのやること(敵)今それか?
おまえはリーチャーを追うのが仕事だろ!
なんて気になるところがあり心で叫んでました


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まとめ
シュールな笑いの要素は今回も健在、面白いってよりたまに「じわる」って程度、何故か少し癖になるけど。それ以外の肝心要のストーリー、脚本は原作から抜粋でしょうから映画的改変や見せ方が全くうまくなかった。前作良かった部分も今回は失敗しているように感じます。ただジャックリーチャーというトムクルーズ演じるキャラクターは好きなので次回作があればほんのちょっぴり期待しようと思います。映画館出たあと
「トムクルーズかっこよすぎて死ぬ」
って言ってた女性がいたのでトムクルーズファンにはおすすめです!