【君の名は。】

君の名は
(C)2016「君の名は。」製作委員会

監督 新海 誠
公開日 8月26日
公開時間 107分

☆4.3

男女の心の機微を美しい風景描写とともに繊細に描き出すアニメーション作品を手がけ、国内外から注目を集める新海誠監督が、前作「言の葉の庭」から3年ぶりに送り出すオリジナル長編アニメ。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」で知られる田中将賀がキャラクターデザインを担当し、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などスタジオジブリ作品に数多く携わってきた安藤雅司が作画監督を務める。1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生の宮水三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていた。

えらいことになってますね!
初登場1位
公開3日で興行収入12億突破!
今後のアニメーション映画はサマーウォーズやバケモノの子で知られる細田守監督が引っ張っていくと思ったのですが、新海監督覚醒しました。映画評価サイトなんかでも☆4.5前後と高評価ネタバレにならないようにいつも通り予告でわかっている部分を中心に記載します。ゴジラの次は君の名は。ですね。
後述しますが、恐らく女子には特に突き刺さりやすく、理屈バカの男子にはあまりピンとこない気がします。
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繊細な映像美
まず予告を見るだけでわかる映像美。画質がいいとかそういう意味ではなく、色彩豊かな背景。リアルで繊細な現代的描写でどことなく幻想的でもある。新宿の背景の緻密さには脱帽。この背景と今回のストーリーが交わって最高のアンサンブルを奏でている。
星
背景色がストーリーとのリンクしていたり、キャラクターの感情とリンクしていたり、見ているだけで何か心に刺さる。
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楽曲
こちらも予告を見たときに感じるだろうが、RADWIMPSの楽曲がテンポよく映像とリンクして流れ、抜けのいい疾走感溢れるトーンに仕上がっている。新海監督は劇場を出たあとでもその反響が胸に残るような音楽を使いたいと話しているだけあって、曲を活かすために台詞を削った部分もあるそうだ。美術背景同様、歌詞もストーリーとリンクしており、映像と音だけで無意識に新海ワールドに引き込まれていくことであろう。
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男女の入れ替えをコミカルに、現代的に
今回のストーリー、思春期の男女の心が入れ替わるといった話の時点で、こういったジャンル的一定の面白さは間違いない。当然アニメやドラマでも使い古された手法ではあるが、ここに夢の中で入れ替わる等々の様々な要素を取り入れることで物語に深みが生まれている。
夢の中で入れ替わっている
「(俺、私)たちは夢の中で入れ替わっている?!」
入れ替わる対象が都心に住むイケメン男子と、ど田舎に住む女子高生という設定も見てて面白い!
都心の瀧
みつは
メインキャストの神木君と上白石さんも、同じキャラクターで別人を演じなければいけなかったのですが、何の違和感もなく完璧でしたね!
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それは、星が降った日の奇跡の物語
それは
冒頭に女性にお勧めで、理屈バカ男子はピンとこないかもと話した理由を述べたいと思います。
「朝目が覚めるとなぜか泣いている。そういうことが時々ある・・・ずっと何かを、誰かを探している」
朝目覚めるとなく
本作では夢の中での入れ替わりという題材を使っていることもあり、理屈では言い表せない何かが多い。
・見たことないのに見たことある気がする
・知らないはずなのに知っている気がする
・行ったことないのに来たことがある気がする
そんなデジャヴ的な感覚や運命的なこと。
先日旅フェスなるものに行ってきたのだが、旅をしている人がよくされる質問に「何で旅をしているんですか?」というものが多いらしい。旅をしている人はそこに理由がなく、なぜか行ってみたいと思ったから、自分のワクワクに従った等、明確な理由があって旅をしているわけではないようだ。何かに導かれるように旅をし、そこで見つけたものに人生観を変えられる。きっとここに来るために導かれたのだろうと・・・今回は彗星も物語りに登場しますし、月の満ち欠けと女性の出産が関与しているという話や、六星占術という星占いや暦の占いも多く存在している。ずっと心の中にあるなんだかわからないもやもや、この映画を観たらきっと何か思うことがあるだろう。そしてそれは女性の心に深く突き刺さる。私もどっちかというと理屈が通っていた方が気持ちいいのですが、この映画観たあとに、あそこがああなるのっておかしくない?みたいな突っ込みをするのは無粋である。
それは夢の景色のように
「あの日星が降った日。それはまるで夢の景色のように美しい眺めだった」

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まとめ

新海監督が今までの作品を活かして製作したど真ん中のエンターテイメント!決して万人受けするように作ったのではなく、自分の長所を活かして進化した新海作品。
君の名は。
新海監督が自分の名前を皆様に知って頂きたいという気持ちも込めて作られたタイトル!間違いなく今回で新海監督の名は広まったことでしょう。次回作が本当の勝負になると思いますが期待して待ちたいと思います。

いつも言ってますが、世間で話題になる前に観にいった人が、やばい!面白い!ってなったあとに、聞いた人が期待値あげて観にいくと言うほどじゃなかったよねってなるから、あまり期待し過ぎないで観に言ってくださいね。

投稿者: トミー

映画見てレビューしてます(ネタバレの場合は表記有) 洋画も邦画も見ます 基本流行の映画や話題作中心 映画ファンというより、たまに映画見たりDVD借りる人が楽しめるかどうかという視点でレビューしていきます。 休日の映画鑑賞の参考にでもして頂けたら幸いです。

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